11月5日(土),ソフトバンクとの日本シリーズ出場を賭けたクライマックスシリーズに敗れ,今シーズンを終えた雄星投手にとって2011年は,どのような年だったのだろうか。
6月30日(木)の,プロ初勝利から4勝を挙げることができた達成感と,4.14に留まった防御率を考えたときに,必ずしも満足できないという気持ちが混在しているのではないかと,勝手ではあるが思いたい。菊池雄星投手の潜在能力は,「こんなものじゃない」という熱い期待を母校や郷里のファンは抱いているのである。
しかし,東日本大震災で,悲嘆にくれる県民は「雄星投手の勝利」や「なでしこジャパンの岩清水梓選手の活躍」にどれだけ励まされ,勇気や希望をもらっていることか,スポーツがもたらす力の偉大さを改めて感じた1年であった。
11月8日(火)から12月24日(土)まで,オーストラリアのリーグに参加することが報じられた。球団が寄せる雄星投手に対する期待の大きさを物語っている。
球速アップと落ちる変化球の習得をテーマに旅立つようである。球界を代表する大投手として,育つ契機として欲しいものである。
初めての海外,オーストラリアで心身ともに鍛錬し,人間的にも技術的にも大きく成長して日本に帰ってきてもらいたい。 |